Claude Code はじめてガイド

仕事終わりの「保存」の手順
(コミットとプッシュ)

毎日の仕事終わりに、その日の作業をインターネット上の保管庫(GitHub)へ保存します。
コマンドを覚える必要はありません。Claude に日本語で頼むだけです。

まずは結論。毎日やることは3つだけです
  1. Claude Code に「今日の作業を保存して」と入力する
  2. Claude が示す内容を確認して「OK」と返す
  3. 「プッシュ完了」と出たら終わり

1. そもそも何をしているの?

作業したファイルは、まずあなたのPCの中にあります。PCが壊れたり、間違えて上書きしたりすると元に戻せません。そこで、その日の作業を2段階で保存します。

あなたのPC 作業中のファイル (レポートなど) PCの中の記録帳 「いつ・何を変えたか」 を書き残したもの GitHub ネット上の保管庫 PCが壊れても安全 ① コミット ② プッシュ
コミット=PCの中で記録する/プッシュ=その記録をGitHubへ送る
言葉意味(たとえるなら)
Git(ギット)ファイルの変更履歴を残す仕組み。ゲームの「セーブ機能」のようなもの
コミット今の状態をセーブすること。「〇月〇日 広告レポート作成」のようにメモを付けて残す
プッシュセーブデータをGitHubに送ること。ここまでやって初めてPCの外にも残る
GitHubセーブデータを預けておくネット上の保管庫
コミットだけでは、まだPCの中にしか残っていません。必ずプッシュまでやって1日を終えましょう。

2. 毎日の仕事終わりの手順

1

Claude Code に頼む

いつもの作業画面(Claude Code)の入力欄に、次のように入力して Enter を押します。

今日の作業を保存して(コミットとプッシュ)
2

内容を確認する

Claude が次のような内容を見せてくれます。ざっと目を通してください。

  • 変更したファイルの一覧:今日さわったファイルが並んでいるか
  • コミットメッセージ:何をしたかのメモ(例:「10/8 ○○社 広告月次レポート作成」)

途中で「このコマンドを実行してよいですか?」という確認が出たら、「Yes」(許可)を選びます。

一覧に見覚えのないファイルや、パスワード・APIキーが入ったファイルが混ざっていたら、OKせずに「このファイルは何?」と聞いてください。分からなければ筑田に相談を。
3

OKを返す

問題なければこう返します。

OK、それでプッシュまでお願いします
4

完了を確認して終わり

Claude から「プッシュが完了しました」と返ってきたら、その日の保存は終わりです。PCを閉じて大丈夫です。

3. 朝いちばんにやること(1行だけ)

別のPCで作業した日や、ほかの人が同じ保管庫を更新している場合に備えて、朝は最新の状態を取り込みます。

最新の状態を取り込んで(git pull)

1台のPCでしか作業しないなら、やらなくても問題は起きません。習慣にしておくと安心です。

4. こんなときは

こうなったらこうする
「変更はありません」と言われた今日はファイルを変えていないということ。何もしなくてOKです
英語のエラーが出たそのまま「このエラーはどういう意味?どうすればいい?」と Claude に聞く。直し方を説明してくれます
「認証」「ログイン」を求められたGitHubへのログインが必要です。自分で進めずに筑田に連絡してください(初回だけです)
「コンフリクト(衝突)」と出た同じファイルを別の場所でも変更したときに出ます。自分で直そうとせず、筑田に画面を見せてください
保存を忘れて帰った翌朝やれば大丈夫です。作業内容はPCの中に残っています

5. やってはいけないこと

6. 毎日のチェックリスト

7. 【最初の1回だけ】初期設定

GitHubのアカウントは持っているけれど、まだ使ったことがない場合は、最初に1回だけ次の設定をします。所要時間は15〜30分ほどです。終われば、あとは毎日の手順(2章)だけで大丈夫です。

A. Gitを入れる PCに道具を用意 B. 名前を登録 記録に残す名前 C. GitHubにログイン PCとGitHubをつなぐ D. 保管庫とつなぐ 作業フォルダを紐づけ
A

Git をPCに入れる

まず、Git が入っているか Claude に確認してもらいます。

このPCにGitが入っているか確認して

「入っていない」と言われたら、次の手順でインストールします。

  1. ブラウザで git-scm.com/download/win を開く
  2. 「Click here to download」を押して、インストーラーをダウンロードする
  3. ダウンロードしたファイルを開き、設定は何も変えずに「Next」を押し続けて「Install」→「Finish」
  4. Claude Code を一度閉じて、開き直す(開き直さないと Git が認識されません)
会社のPCでインストールが制限されている場合は、筑田(またはPC管理担当)に相談してください。
B

自分の名前とメールアドレスを登録する

コミットのたびに「誰が保存したか」が記録されます。そのための名前を1回だけ登録します。メールアドレスはGitHubに登録しているものを使ってください。

Gitに名前「(自分の名前・ローマ字)」とメール「(GitHubに登録したメールアドレス)」を設定して

名前はローマ字がおすすめです。Claude が「このコマンドを実行してよいですか?」と聞いてきたら「Yes」を選びます。

C

GitHub にログインする

PCから GitHub へ保存できるように、ログインして許可を出します。

GitHubにログインしたい。手順を案内して

Claude の案内に従って進めると、途中でブラウザが開き、GitHubのログイン画面が出ます。

  1. GitHub のユーザー名(またはメールアドレス)とパスワードでログインする
  2. 画面に8桁のコードの入力を求められたら、Claude Code の画面に表示されたコードを入力する
  3. 「Authorize(許可)」を押す
  4. ブラウザに「完了」と出たら、Claude Code に戻る
パスワードは Claude の入力欄に打ち込まないでください。入力するのは、ブラウザに出る GitHub の画面だけです。
二段階認証(スマホに届くコードなど)を設定している場合は、それも求められます。
D

作業フォルダと保管庫(リポジトリ)をつなぐ

保存先の保管庫(リポジトリ)は筑田が用意して、URLを連絡します。届いたら次のどちらかを Claude に頼みます。

状況Claude への頼み方
まだ作業フォルダがない「このURLの保管庫をPCに取り込んで:(URL)」
すでに作業フォルダがあり、ファイルも入っている「今のフォルダを、このURLの保管庫とつないで最初のプッシュまでして:(URL)」
最後に「プッシュが完了しました」と出たら初期設定は終わりです。ブラウザで GitHub の保管庫を開き、自分のファイルが並んでいれば成功です。

初期設定のチェックリスト

うまくいかないときは、エラーの画面をそのまま筑田に見せてください。初期設定のつまずきは、画面を見ればたいてい数分で解決できます。